代表挨拶
代表取締役社長 三宅 信一郎
少子高齢化、団塊の世代の大量退職などによって、企業は今まで以上に企業運営を効率よくすすめていく必要に迫られております。また、日本版SOX法などを初めとする社会的な法令順守(コンプライアンス)の強化、安全・安心・セキュリティなどを確保するための内部統制能力の向上などが求められております。
こうした状況下、企業として適正な利益を出して存続していくためには、今までのビジネスプロセスを見直し、より無駄のない、正確で効率のよいオペレーションを行う必要が出てきています。
RFIDなどの自動認識技術を使ってのビジネスプロセス改善・改革
こうした時代の背景・ニーズに対処するための切り札の一つがRFIDをはじめとする自動認識技術を使ってのビジネスプロセス改善・改革であります。
効率化の追求と、安全・安心・セキュリティの確保という相反することを実現可能にしてしまう技術、それがRFIDです。
企業活動を行ううえで、一番大事な資産である、モノ、人的資産の管理を正確に行うことが求められております。
物流業の場合はお客様から預かった大事な荷物、流通・小売業の場合は商品、製造業の場合は、部品、仕掛品、製品、備品などが一体いつ、どこにどういう状態で、いくつ存在しているのか、従業員やお客様は、安全なエリアにいて、効率的に活動が出来ているのかどうかなどを常に把握して、オペレーションをしていかなければなりません。
RFIDを導入することによって、これらのオペレーションを可視化することを可能にし、革新的なビジネスモデルを実現することが夢ではない時代になりました。
内面志向型マーケティング実践による市場創造
また、企業がさらなる成長を遂げるために必要で、且つ、おろそかになりがちなのが、マーケティング力・ビジネス開発力・営業力です。
特に、多種多様な考え方、ライフスタイル、ニーズなどが存在する混沌とした今日のマーケットにおいて成功するためには、いかに優秀な技術力をもち、技術的に優れた品質の製品・サービスを開発する能力を持っていても、市場が本質的に求めているニーズを見極め、それをどう具現化して市場に送り出すのか、どのように販売して、本当の価値に変えていくのかといったマーケティング能力やビジネス開発能力を養う必要があります。
そのためには、過去のデータや数値を元にした従来の市場分析型(外部志向型)マーケティングに頼ったやり方でだけではなく、社員一人ひとりが自分たちの内面に深く問いかけ、自分は何をしたいのか、何のために存在しているのか、志、情熱の向く先は何なのかなどを探ることによって、市場が求めている見えないニーズをお客様の立場に立って把握し、新しい商品・サービス・ソリューションを創造する内面志向型マーケティングが必要となります。
この外部志向型と内面志向型マーケティングのどちらか一方が重要ということではなく、両方のバランスをうまくとりながら進んでいくことが肝要であります。
これを私は『バランスト マーケティング 』と呼んでいます。
弊社は、こうしたお客様の課題に対して、お客様の立場に立って、解決への道筋をコンサルティング致します。
輝かしい未来に向けて、躊躇している余裕はありません。長くて苦しい道のりを進む登山も、マラソンも、栄光の頂上やゴールを極めるためには、まず最初の一歩を踏み出す勇気が必要です。
一歩踏み出したものだけが、その先に現れる新しい世界を見ることができ、次のよりよい方向性を見極めることができると思います。
Start small. But, start now!
最初は小さく。ただし、今すぐ始めよう。
代表取締役社長 三宅 信一郎
三宅 信一郎 プロフィール
大手総合商社、コンサルティング会社、IT企業において長年に渡り新規ビジネス開発分野に関わる。ヒューレット・パッカード社においては、最新技術であるRFID(ICタグを使った自動認識技術)を活用したビジネス開発を行うタスクフォースチームのリーダーを務め、1.5年という短期間でソリューション化に成功し、多くの案件を創出、約5億円の売上規模のビジネスに成長させた実績を持つ。RFID分野における知識、人脈、コンサルティング実績が豊富で、特定のソリューションビジネス開発チームを組成し、目的に向かって戦略を実行するリーダーシップに優れていることを得意とする。
5年の海外駐在経験(南アフリカ ヨハネスブルグ)もあるため、英語によるコミュニケーション能力にも長け、日本のみならず、海外も含めたビジネスソリューションの創出を目指している。
RFID領域において多数のイベントやセミナーにおける講演実績を持ち、新聞、雑誌、WEBなどのメディアに多くの投稿、インタビュー記事がある。
北海道大学 経済学部 経営学科卒(1983)
マーケティング、新規ビジネス・事業開発ノウハウ
自動認識基本技術者 JAISA((社)日本自動認識システム協会)認定
「ISMS監査人補(ISO27001 情報セキュリティマネジメントシステム)」