第3回RFIDソリューションEXPO (RIDEX)
2008年5月14日(水)から16日(金)まで、東京ビッグサイトにて、見本市開催大手のリードエグジビジョンが主催する日本で唯一のRFID専門の見本市が開催される。
昨年の第2回の見本市では、国内外実に1381社が出展した。
これだけの規模のRFID専門展は、筆者の知る限り世界でもそうは見当たらない。
筆者も出展企業の一員として現場を回ったが、およそRFIDに関するタグやリーダーライターといわれる読み取り装置、ソフトウェア関係などに関する最新情報は、ここをうろうろ歩いているだけで十分得ることができる。
当日の会場は、まるで休日の渋谷表参道かと思うぐらい、大勢のバイヤーと出展者、見学者で大変賑わっていた。
また、期間中、専門セミナーと称して、基調講演と8つのセミナーがあり、国際標準化の動向、製造現場や物流、サプライチェーンにおける実用例の紹介など実践に即した良質な内容のセミナーも楽しめる。
第1回、第2回の専門セミナーには筆者も、企画委員のひとりとして、セミナー内容の企画を担当させていただいた。
昨年の基調講演は、慶應大学の国領教授がRFIDを活用したネットワークに関する講演をされ、また、米国国防総省(DoD)から電子タグ導入責任者であるダン キンボール氏が来日し、米国の軍事物流におけるRFIDの活用に関する講演を行い、好評を得た
RFIDのプロはもちろん、RFIDに少しでも興味のある一般の方にもお勧めの見本市である。