三宅商店主 日記 2008年2月6日(水)
◆会社を設立してからもうすぐ2か月。
あっという間というかんじ。
◆会社勤めのように、上司から何かあれこれ指示があるわけでない。
突然、わけのわからない会議への招集命令もない。
◆そういう意味からすると気楽だ。自由である。
契約に基づき、会社の代表者ではあるので、その会社のビジョンや
経営方針に沿って働かなければならないとは言え、そのビジョンや
経営方針は自分で作ったものだから、納得もいく。
◆だけど、逆に自分で動かねば何も起こらない。
何も始まらない。 誰も助けてくれない。 知ってもらえない。
◆世の中に、存在を知ってもらうためには発信しなければならない。
「自分は、この会社はこういうものですよー」とまるで江戸時代の
行商人が声を上げながら江戸の町を練り歩くように。
◆発信のひとつに、この度本を出版することになった。
今年の6月にはRFID(ICタグ)に関する事例本を、仲間と一緒に
出版することになっており、それはそれで大変うれしいのだが、
なにせこの執筆作業が大変なのである。
◆今回の本ではRFIDという技術が実際にどのように活用されている
のかをわかりやすく解説した内容にするため、実際の企業での
活用事例が中心となる。
◆執筆する以前に、その企業なり団体なりに事例の掲載の許可を
得るための労力が大変だ。
◆特にその企業が海外であったりすると、英語の資料を日本語
で原稿にし、許可を得るためにまた英語にし、修正をもらって
また日本語にするという作業となる。
◆場合によっては海外まで出向いて、談判しなければならない。
今、ヨーロッパへの自腹出張を覚悟している・・・。
◆どれだけの人が読んでくれるかも未定の段階で、多大な労力を
先行してつぎ込むことを覚悟しなければ、本は書けないなーと思う。
◆だけど、この本を手に取った人が、「あー、面白い」と思ってもらう
姿を想像していると、モチベーションがあがって、さてPCに向かうか
という気になる。
◆かっこつけるわけではないが、世の中のためにという思いを
どこかに持たないと、正直本を書くモチベーションは続かないなー
と思う。
コメント
社長!専門書の出版に向け、日々ご奮闘のご様子。ドイツまで取材にお出かけとはスゴイなー。
力入ってますね。 信ちゃんは文章も上手いので
きっと格調高い本が出来上がることと思います。
googleで「三宅信一郎」と検索したらヒットしました。早くお金転がり込んでくるといいね。
祖チン公司会長 | 2008年3月28日 21:20