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RFID 基礎編 3 RFIDの歴史。 結構おもしろいよ!

◆家畜の個体を認識していた以外にも、第二次世界大戦において、イギリス
空軍の戦闘機が電波を飛ばして敵機と味方機の識別をしたといわれています。

◆RFIDが得意とする複数の個体を一括で認識し、それをインターネットを
介して遠隔地に飛ばすといったような、RFIDとITが融合したシステムの名残も
古くからあるようですね。

◆たとえば、西部劇で、アメリカインディアンが、岩山の上に身をひそめ、谷底の
道を砂煙をあげて行進する騎兵隊の隊列を上から覗き込んでいるシーンを昔
テレビドラマで見たことがありますよね。

◆あれなんかは、岩山の上から大勢の敵を察知すると、オオカミの糞で作った
といわれる狼煙(のろし)をあげて、はるか遠くにいる味方や自分たちの集落や
陣地に、敵の襲来の事実とともにおおよその数を事前に通知しておりました。

◆また、万里の長城は、北方騎馬民族が攻めてくると、監視台や狼煙台にいる
警護隊がそれを察知し、その規模を瞬時にとらえて、インディアンと同様に
狼煙(のろし)を上げて、数十キロという遠方に点在する多数の監視台に
敵の襲来という事実とそのおおよその規模を事前に連絡し、城の警備を
何十キロにわたって強化したといわれています。


万里の長城.JPG

◆これなどは、最古のIT(情報通信 Information Technology)インフラとも
言われており、実は当時から個体認識をして、その事実を遠隔地の伝達する
という、言ってみれば今の自動認識技術と通信技術の融合のしくみがすでに組み
込まれていたのであります。

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